上進式では、限られた時間の中で大型木製工作を完成させ、技能の定着を確認出来ました。

開式に間に合わせる為にはどうしたら良いか、皆んなで声を掛け合い協力して作業することが出来るようになり、この１年間の成長を感じます。

上進式はゴールでありスタートでもあります。ボーイ隊は、カブ隊からの上進スカウト２名が仲間入りして活気付いています。

上進式の後、ボーイ隊は今年度のまとめと、来年度の準備のために一泊の舎営を行いました。

まずは舎営の役割分担と来年度からの班分けです。カブ隊から上進した女子２名が積極的に参加して書記を務めます。

少人数ですが２班を結成して、班名や役割、班目標を決めていきます。来年度は、兎班と鶯班の２班で協力したり競ったりと、元気に活動します！

夕食スタートから就寝まで、時間と役割りを決めたので、いつもよりスムーズに進みます。昨年秋のキャンプではバタバタとスカウト皆んなが慌ただしく作業していましたが、夕食スタートの１９時を前に調理完了‼︎  スカウト達もちょっとびっくりしていましたが、まさに行う事によって学びが得られた瞬間でした。

皆んなで決めたメニュー、鶏ガラスープ鍋！完成でーす。ちょっと作り過ぎたかと思いましたが、朝食のスープまでまかなえたので大成功でした。

夕食後は来年度の目標決めをして、ホワイトボードは満タンになりました。

翌朝は５時起床！早いです。これには理由があって、あるスカウトが部活動の練習へ７時出発なので皆んなで相談して決めたのが５時起床でした。朝食風景、時計を見ると６時１５分過ぎ、余裕も生まれ時間配分もバッチリでした。皆んな役割分担の大切さとタイムキーパーの重要性、きっと気付いてくれたと思います。

この後、進級科目の履修確認や今年チャレンジしたい事のディスカッション、キャンプシーズン到来前に安全や応急救護の基本を実践も取り入れて全員で行いました。

スカウト皆んなのやる気とチャレンジ精神を感じました。最終的には友だちや地域の人も大勢が使えるキャンプ場がほしい！という意見も出て、子ども達のエネルギーに負けないように、我々指導者も決意を新たに来年度進んでいきます。