前日夜半までの雨で気温も下がり天候が心配でしたが、見事な秋晴れに恵まれました。今回で５回目の「親子で焚き火を楽しもう！」昨年から連続で参加いただいている方もいらっしゃるくらい、楽しいイベントです。

昨年までは指導者や育成会保護者が運営を行なってきましたが、今年はボーイ隊（小６〜中２）スカウトが全ての司会進行やアイスブレイクゲーム、一般参加者へのサポートなどを企画運営するプロジェクトを立ち上げて、主体的にイベント運営を行いました。数年前まではこのイベントに参加する立場だった彼らの成長ぶりには驚きました。

ボーイ隊スカウトのみんなは勉強や部活で忙しいので、彼ら自身で予定を調整して、１０月に入ってから土曜日の午前中だけで計画書を作り、ボーイ隊長の私に提出してくれました。

当日も堂々として、ほんとうに頼もしく見えました！

写真では太陽の陽がさしていますが、前日の雨で地面はしっとり、さぁ〜ここから火起こし器で火が着くのか、ちょっとドキドキでした。

まずは、火起こしの準備です。枯れ草に燃え移らないようにお掃除、麻縄をほどいて火口づくり、丸太から適切なサイズの薪になるように割って行きます。

いよいよ、まいぎり式火起こしにチャレンジです！　ボーイ中2とカブ小4スカウト、ペアはなんと開始１０分掛からず焚き火台へ着火完了❣️ その後は参加者のフォローに駆け回ってくれました。

参加家族の皆さんは大忙しです。お父さんが火起こし器を回してお子さんが麻縄の火口をスタンバイ、お母さんは焚き火台の準備とみんな役割分担で火が着くのを応援します。

無事、すべての参加者が火起こしが完了！　　　　焚き火台に火が灯りました。

ここからは火起こしして、育てた火を使ってマシュマロ焼きに焼き印、ツイストに炙り出しと火を絶やさずに各プログラムに挑戦します。

あっという間に閉会式の時間になりました。

火を使って生活を豊かにしてきた人類ですが、今回の体験で原点を知り、今後の生活に少しでも役立てば今回のイベントの意義はあったのではないかと思います。また、来年も企画しますのでご興味のある方はご参加くださいね！